小さなお子さん連れの旅行は色々大変です!荷物も着替えやおむつ、タオルに飲み物やぐずった時用のお菓子やおもちゃ、など、持ち物だけでも多くなります。でも小さなうちからたくさんのきれいなものを見せてあげたい、楽しいことをさせてあげたい、と親は皆思います。子供の負担にならない旅行の計画をどのように立てているのでしょうか?ママ達に聞いてみたものをまとめました。
・神戸・キッザニア
4歳と7歳の子どもを連れて神戸旅行へ行ってきました。また同級生の子どもがいる、私の弟家族も同行。一番の目的はキッザニア甲子園です。あらかじめキッザニアの攻略本を熟読し、人気パビリオンにどうやって参加するか作戦を練りました。ちょうど大人の仕事に興味を持ち始める年齢の子どもたちだったので、よい経験になると思い旅行を企画しました。また神戸の定番観光スポットである、神戸南京町で夕飯を食べるなどグルメも堪能しました。
一番の目的であったキッザニア甲子園は子どもにとって夢の世界が広がっていました。娘の場合は大きな劇場でファッションショーをおこない、モデルの歩き方などをマスター。大音量の音楽とともにステージでファッションショーがおこなわれました。こんな体験はできないことなので、親子ともに大満足でした。息子は夫と一緒に超人気パビリオンのハイチュウへ。かなり早くから並ばないと予約がとれないと聞いていましたが、なんとかギリギリ予約がとれました。自分だけのオリジナルハイチュウが作れるのです。そのほかドンクやクロネコヤマトの宅急便、車の免許など数えきれないほど充実した職業体験をすることができ楽しかったです。子供はひとりでもおとなしく待つことができるようになれば、十分楽しめます。大人は待っている時間が長いのですが、子供たちが楽しそうにしている様子をゆっくり見ることができます。また南京町では豚饅頭で有名な老祥記で腹ごしらえしたり、イケアで買い物をしたり神戸ならではの楽しい時間を過ごしました。
子どもたち自身が一番面白かったことは、やはりキッザニアでの職業体験です。働いてお金をもらうなど、大人の世界を実際に体験できるので本当に楽しくて仕方がなかった様子です。私たち大人も満足しましたが、個人的にもうひとつ楽しかったのは神戸のランドマークホテルであるホテルオークラ神戸に宿泊したことです。ふだんは安いホテルばかりだったのですが、今回はお正月ということもあり奮発してリッチなホテルに宿泊しました。窓からはモザイクの夜景が広がりロマンティック。歩いて夜の街を散策したのも楽しかったです。
朝食のバイキングもリッチでした。シェフが目の前でオムレツを焼いてくれ、好みの具を注文できるのも大満足です。和洋折衷、豊富な料理が並んでいました。一流ホテルの朝食はどれも美味しかったです。またモザイクにあるおしゃれな洋食店でごはんを食べたのも非日常的な時間でした。港町神戸のおしゃれ空間を存分に味わえたのもよかったです。
しかし、神戸へ向かう途中に困ったことがありました。自宅を出発する前に賞味期限が切れそうなヨーグルトをたくさん食べたのが原因でしょう。そろそろ神戸市内へ入るころ、お腹がキュルキュル……。これはお腹が下しそうな予感がしたのです。そんな時に限って神戸市内の高速道路は渋滞。なかなか車が進みません。SAも近くになく、ともかく冷や汗がでるぱかりです。どうしよう。定期的に訪れる腹痛は強くなるいっぽうです。我慢ができなくなれば、最悪ビニール袋にオムツを敷いてするしかない。そんな事態を想像しながらも、なんとか車は進み高速道路を下りました。
目指すはコンビニです。しかしこんなときに限ってコンビニが見つかりません。とにかくどこでもいいからお店に寄ってもらおうと到着したのは携帯ショップでした。店員さんにトイレをお借りできないか聞くとOKとのこと。本当に神様の様でした。旅行前に賞味期限前のヨーグルトを食べてしまったことを後悔。旅行を楽しむために、やはり体調には気をつけておかなければならない。そのことを痛感したできごとでした。